
銚子ポートタワーからダイヤモンド富士を見てみよう!からの続き。
この日の日の入り時刻は17:27。ポートタワーの営業時間は17:30までなのでダイヤ
モンド富士の撮影を終えると、そそくさと撤収。ちなみに「閉館時刻だからさっさ
と帰れ」的な野暮なことは言われません。ポートタワーさん、寛大です。(笑)
帰りは20分ほどの待ち合わせで、銚子駅行きのバスががあるのですが、やはり歩き
で帰ります。

銚子ポートタワーの最寄り駅は銚子電鉄の本銚子駅なのですが、列車が時刻まで
時間があったのでさらに2駅てくてく。銚子の1つ手前、仲ノ町駅まで来ました。

ここは銚子電鉄で唯一の終日有人駅。

外川駅と同様、昭和レトロな懐かしさがそのまま残っている駅です。

ここにもショーケースが設置されいて、いろいろな鉄道グッズが展示されています。

出札窓口。昔の駅はみんなこんな感じでしたねぇ。

駅名標も懐かしい。旧国鉄もこんな感じでした。

駅に隣接して車庫があります。旧丸ノ内線の車両と、旧京王線の車両が留置中。
旧京王線の車両は京王5000系を彷彿とさせる塗色で、これまた懐かしい~(^o^)

帰りの電車も行きと同じ旧京王の2010系車両。京王での現役時代は国鉄の特別車両
にひっかけて「グリーン車」などと言われていました。
う~ん、旧銀座線の車両にも乗ってみたかったなぁ。

銚子駅に到着。かつては113系王国だった房総各線も、一時的に211系を経て、今
では209系のみとなってしまいました。ちなみにこの車両は、以前京浜東北線で
活躍していました。

今回は帰りも特急しおさいで。行きは東京駅からでしたが、この列車は新宿まで
乗り換えなしの直通運転。多摩方面から(へ)は、この新宿発着って、すごく便利。
利用価値大です。もっと増えてくれるありがたいんだけど…
そして、今回歩いたコースはこんな感じ。銚子電鉄の1日乗車券を買ったけど、
結局、ほぼ片道分しか乗ってないから意味ナシダ。(ばき)
ま、ぬれ煎餅もらったからヨシとするか。(^_^;)
銚子ぶらり旅①
地球の丸く見える丘展望館で地球の丸さを実感、出来るかな!?
銚子ぶらり旅②
銚子ぶらり旅③
銚子ポートタワーからダイヤモンド富士を見てみよう!
銚子ぶらり旅④
おしまい
平成25年3月10日 (記)

地球の丸く見える丘展望館で地球の丸さを実感、出来るかな!?からの続き。
水平線が霞んでいたので、イマイチ地球の丸さを実感できなかった「地球の丸く
見える丘展望館」をあとにし、次なる目的地の銚子ポートタワーへと向かいます。
銚子ポートタワーへは、銚子駅からバスで行くのが一般的ですが、ウォーカーた
る者、ここはやはり歩いていかねば!(笑)

展望館の近くに「犬吠テストフィールド」なる施設がありました。

なにやらアンテナがたくさん。いったい何の試験をしているのでしょうねぇ。
(nさん、出番ですよ。(ボソ))

展望館最寄りの銚子電鉄犬吠駅まで、くねくね道で一気に下っていきます。

下り坂の途中からは犬吠崎灯台が見えました。

さらに下ると、犬吠駅も見えて来ました。

外川発銚子行きの電車が犬吠駅に到着。さっき乗った電車です。

犬吠駅のすぐ近くにある回転寿司屋の「しまたけ水産」。5年前ここで例の伊達巻
を 食べました。(うまかったぁ~)

レトロな外川駅とは対照的に欧風な印象の犬吠駅。駅舎内には土産品販売コーナー
もあります。
実は以前、銚子電鉄では観光客の誘致を目標に、各駅の老朽化した駅舎を建て替え
る計画を立てたらしい のですが、犬吠駅を建て替えたところで経営が悪化、資金
が足りなくなって駅舎建て替え計画は頓挫したらしいです。
ところが、その後外川駅のレトロぶりがかえって話題になり、観光客がそれなりに
集まるようになったというから世の中わからないものです
車輪のオブジェのようなものが埋め込まれていました。
今度は外川駅行きの電車がやって来ました。旧営団地下鉄銀座線の車両です。
ちなみにこの車両の銚子電鉄での形式は1000形ですが…
反対側の正面には旧営団地下鉄時代の形名(2000形)が記載されていて、往年の銀座
線での姿を思い出させてくれます。
犬吠駅でぬれ煎餅を購入した後は、犬吠崎灯台方面へ。
この辺りの砂岩は1億2千年前の堆積物なのだそうです。(・o・)ウヒョー
犬吠埼マリンパークと怪しげな恐竜? ちょうど卵からふ化したところのようです。
(爆)
犬吠埼灯台からは君ヶ浜の海岸線に沿って北上。
犬吠埼灯台は時間がないのでスルー。(ばき)
犬吠埼灯台が遥か彼方に…
夏の海水浴シーズンには大活躍するのでしょう。
「海鹿」と書いて「あしか」と読むんですねぇ。ちなみに動物のアシカは「海驢」
と書くようです。
地球の丸く見える丘展望台を出発してちょうど1時間。目的地の銚子ポートタワー
が見えて来ました。
またまた白い物体が…やっぱり、鳥さんです。
サッポロ黒生?(ばき) 「くろはえ」と読みます。
「おみやげセンター」の名称が、なんかいい感じ。(笑)
展望館を出発して1時間半で銚子ポートタワーに到着。約6kmの道のりでした。
銚子は無線電信局発祥の地だそうです。
ポートタワーの施設概要。
展望室は地上約47m。標高が併記してあるのは珍しいかも。
タワーは海抜約13mの場所に建っているので、標高は約60m
になります。では、さっそく展望室へ。
東南東方向の眺め。
北方向の眺め。
北西方向の眺め。
土地柄、風が強いのでポートタワー周辺にも風力発電設備が点在しています。
西方向の眺め。
南南東方向の眺め。
ちなみに展望室内の様子はこんな感じ。
かもめも飛んでます。(笑)
売店があるので、お茶しながら眺望を楽しむことができます。
アイスカフェオレを飲みながら日の入り時刻まで待つことに。
なぜか海上保安庁の解説板。
この日の展望室では、既に数名の人が三脚を設置してスタンバイしてました。
さて、この後は…
続く
平成25年3月6日 (記)

銚子ぶらり旅①からの続き。どうも「銚子ぶらり旅」が「鉄子ぶらり旅」に見えて
しまいます。(ばき)

ミニ郷土資料館を見学した後は、いよいよ外川の港を目指します。5年前に来た
ときは、時間の都合で港までは行かなかったので今回が初めてです。

銚子の伊達巻は絶品です。前回来た時に回転寿司屋で食べたのですが、これがまた
とろける美味しさ。銚子へ来たらぜひご賞味下さい。(と言いつつ、今回は時間の
都合で食べられず…(T_T)

外川駅は高台の上にあり、外川の海、漁港へは坂を下っていくのですが、それらの
坂には愛称が付けられています。この坂は一条通りと言うそうです。

愛称の付いた坂道は全部で8つあります。この坂は一心通り。

愛称名のプレートが路面に埋め込まれています。

さらにその隣の坂道。

本浦通りです。

最西端の条坊通り。

これは愛称のない普通の坂。

坂の中腹からの眺め。

今日のニャンコ発見。

さらにもう一匹。頭をなでなでしたら気持ちよさそうに喉を鳴らしていました。
さっきのニャンコも奥にいます。

続いては今日のワンコ発見。ワンコ小屋が家の中にありました。

さらに坂を下って梅へと向かいます。

何か置いてあるのかと思ったら、そうではなくて…

鳥の大群!

なんという種類でしょうね~。ウミネコ? ユリカモメ? ちょっと違うな~。

外川の漁協と漁船。

坂のある街、がよく分かる構図。

坂の愛称名についての説明看板がありました。

①と②は車も通る大通り。③~⑧は住宅地の中の狭い坂道です。

銚子海洋研究所って、何を研究しているのかな?(笑)

ちょうどお昼時だったので、ここ「いたこ丸」で昼飯にしました。魚屋に併設の
食事処です。

じゃ~ん。いたこ丸定食1200円なり。刺身と揚げ物の魚の両方を味わえます。
刺身と揚げ物、どちらにするか迷った時にはうってつけのメニューです。(ばき)

アジフライ(だったと思う…)は、衣サクサクであっさりした感じがグー。
油っこくなくて、まいう~でございました。

こちらはお刺身。見るからに美味しそうでしょ。ハイ、美味しかったです。

昼食のあとは、再び漁港をてくてく。昼間ということもあり、漁港には漁船が大量
に停泊中。

外川漁港の近くにある大杉神社。特にこれといった特徴もなく、サラッと通過。

曲がりくねった坂道は阿波通り。

石の蔵がありました。

阿波通りの途中で横道に入り、坂道を串刺しするような感じで西へと向かいます。
あ、またまたワンコ発見!

つぶらな瞳がかわいいですねぇ~(^o^)

なんか路面の溝がケーブルカーの線路みたい。(ばき)

さて、外川の漁港からは歩いて「地球の丸く見える丘展望館」を目指します。
最寄り駅は銚子電鉄の犬吠駅ですが、外川から歩いても大した距離ではありません。

斜め前方に「地球の丸く見える丘展望館」が見えて来ました。

海に近い街ですが、このような木々のトンネルもあったりします。

地球の丸く見える丘展望館は、この奥の公園を抜けた先にあります。
地球の丸く見える丘展望館で地球の丸さを実感、出来るかな!? に続く
平成25年3月3日 (記)
■平成25年(2013) 2月24日(日) 気温 7.2℃ 風速19m/s 歩いた距離 13.3km
とあることがきっかけで、5年ぶりに銚子へやって来ました。
とりあえず行く場所としては、以下の3つ。
・銚子電鉄に乗る
・地球の丸く見える丘展望館
・銚子ポートタワー
詳細な計画は特に立てることもなく、適当気ままに歩いて回ります。
さて。とあるきっかけとは、コレ。一見すると普通の特急券ですが、
いったいどんな理由が隠されているのでしょう? わかるかな~。
(Iさんならわかるかも!?)
といったわけで、東京駅からしおさい3号で出発です~。
LEDのサボ(行き先表示)は味気ないなぁ。
総武快速線は東京駅から錦糸町駅の手前まで地下を走ります。地上に出たところで
東京スカイツリーとご対面。
JR東日本の列車はチンタラ走ってまどろっこしいですが、錦糸町~津田沼間では
特急は最高速度130km/hでかっ飛ばします。(数少ない130km/h走行区間のひとつ)
千葉駅を過ぎると、沿線にはのどかな風景が広がってきます。
佐倉駅で総武本線と成田線が分岐。しばらくは総武本線の単線と成田線の複線が
並走する3線区間が続きます。
ここが本当の分岐点。成田線の複線区間成田駅までです。
成田線と分岐すると、のどかな単線区間が続きます。
途中、強風のため一時徐行運転しましたが、数分の遅れで銚子駅に到着。
イルカさんに逢える町なんですねぇ。
改札口では観光大使?のおねーさんがお出迎え。
銚子へは総武本線の他、成田線経由で来ることも出来ます。ただし、列車の本数
は少ないので、総武本線経由の方が一般的です。
こちらは成田線経由の電車。
さて、いよいよ銚子電鉄の乗り場へ。JRのホームの先端に銚子電鉄の乗り場が
あります。
数年前から房総半島全域がsuicaエリアになりましたね。ここにもちゃんとsuica
の簡易読み取り機が設置されています。
少々メルヘンチックな駅舎。
銚子から終点の外川駅までは片道310円。なので、往復する
だけでも弧廻手形(こまわりてがた)という一日乗車券を使
って損はありません。途中下車すれば、その分だけお得です。
これがその弧廻手形。切り取って使ってしまいましたが、右下に銚子電鉄名物
ぬれ煎餅(1枚分)の引換券と、地球が丸く見える丘展望館の入場割引券が付いて
います。この切符は有人駅のほか、電車内で車掌さんから購入することも出来
ます。
停まっていたのは… お~、懐かしい電車ですね。元京王の2010系です。京王で
廃車になった後、四国の伊予鉄道に譲渡され、さらに伊予鉄道で廃車の後、この
銚子電鉄にやって来ました。
反対側は伊予鉄道譲渡時に新設された運転台付きの車両で、京王の5000系を彷彿と
させるデザインです。(最初、オリジナルの5000系かと思いました)
銚子電鉄は営団地下鉄(当時)からの車両も購入しています。これは元銀座線用
(晩年は丸ノ内線の方南町支線で活躍)の2000形。仲ノ町駅構内に留置されてい
ました。
車内の運賃表は全面LCDパネル。昔、バスなどの運賃表は幕式で、折り返し場では
クルクル回していたのと比べると隔世の感があります。
LCD表示の特徴を生かし、駅が近づくとこのように大きな表示になります。さすが
バリアフリーな世の中です。
途中の笠上黒生(かさかみくろはえ)駅で銚子行き上り列車と交換するため、
しばし停車。
上り電車は、元営団地下鉄銀座線の1000形電車。かつては銚子電鉄のオリジナル
カラーでしたが、平成24年(2012)から銀座線カラーに塗り替えられました。
終点の外川駅に到着~。
このひなびた感のある線路がたまらんち。(ばき)
外川駅構内では、河津桜が咲き始めていました。
線路の末端部分。
いいですねぇ。昭和レトロな雰囲気がなんともたまりません。
時刻表もレトロ。古き良き昭和の時代を感じさせてくれます。
自動改札全盛の昨今、鉄パイプだけで出来た改札口は、たまらなく懐かしいです。
駅舎内には各種の鉄道グッズが展示されています。
待合室からホームを見た感じ。
出札口ももちろんレトロ。
線路末端の車止め。路地に溶け込んでいる光景が最高にいいです。
車止め越しに見た外川駅構内。
走り去る上り電車。
電車が出発したあとの外川駅構内。この後次の電車がやって来るまで、しばしの
静寂が続きます。
さて、外川駅を後にしてぶらりと海の方へと進むと、5分ほどでこの「外川ミニ
郷土資料館」に到着します。
中には漁業の町を特徴付ける資料の数々が展示されています。
大漁旗が漁業の町をアピールしているようです。
銚子の地名の由来は、利根川の特徴的な形状(河口付近の川幅が狭い)から酒を呑む
ときの「銚子」に似ているところから発生したという説が有力なのだそうです。
長いのでその②に続く。
平成25年2013)3月2日 (記)