「いや、それ、ちょっと・・・3」
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歴まちウォーク、江差を散策-旧家横山家は200年の歴史-

江差線と寝台特急あけぼの乗り納めの旅 (その5)

■平成25年(2013) 11月26日(火) 気温 8.1℃(江差)

江差線と寝台特急あけぼの乗り納めの旅(その4) からの続き。

歴史的町並みの景観が続くいにしえ街道を進むと、旧家の横山家があります。
横山家は初代から数えること200年、現在も続く旧家です。
初代は天明6年(1786)頃から漁業、商業、回船問屋を営んでいたそうで大変、
歴史があります。

16世紀頃から始まったと言われるニシン漁によって、明治の中ごろまで江差は
大変に栄えたそう。大量に獲れるニシンとヒバ、ヒノキなどの木材は北前船
よって京都や大阪に運ばれ、また江差へは京都の文化が持ち込まれ、江差の街
は大いに賑わいました。近江商人もやって来て、回船問屋が軒を連ねるほどに
栄えていたそうです。

しかし明治中期以降、乱獲がたたってニシンが激減。すると、往時の賑わいは
急速に失われていき、店をたたみ江差を離れる者が続出。ほとんどの回船問屋
が姿を消してしまい、現在まで残っているのは横山家ただ1軒だけだそうです。

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写真の建物は今から約160年前に建てられたもので、現在も8代目の当主が住んで
います。昭和38年に北海道の文化財指定を受けています。

P1100198
この日は風が強く、母屋の雨戸は閉められていましたが、横の通用門から中に
入れて頂き、見学できました。(見学料:300円)

P1100199
う~ん、ちょっと文字がかすれて読みづらいですねぇ。(^_^;)

P1100200

母屋の入り口にかかる家紋入りののれん。天気がいい日は、こののれんが母屋の
入口にかけられているようです。屋号は「いちやまちょう」というそうです。
沖合に停めた船から荷物を運ぶ小舟に取引先がわかるよう、海側の軒先に屋号を
掲げていました。

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建物は母屋から蔵まですっぽりと覆われたウナギの寝床状になっていています。
屋根は風雨から守るための「のざや」というそうです。
海に向かって緩やかな傾斜になっており、帳場、居間、蔵と続いています。

P1100219
では、さっそく母屋の中へ。通りに面してすぐのところは帳場。最初にご当主
自らが江差や横山家の歴史を説明してくださいました。説明が終わると、あとは
来訪者自らが思い思いに見学。

P1100212
その奥は居間。広~い!! いったい何畳あるの? 見えてるだけでも14畳は
あるね~。

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なんということでしょう~!(某リフォーム番組風に)(ばき)
鴨居の上には夜間外出用の手提げ提灯が収納できる造りになっています。
匠の技ですね。

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昔懐かしい囲炉裏。

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これは夜逃げ用の…もとい、緊急時の非常持ち出し金庫。

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昔は火事が多かったので、いざという時に金品などの貴重品を入れて逃げられる
ように備えてあったそうです。

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このような、傘や草鞋(わらじ)などもすぐに取り出せるよう、ちょうど目の高さ
に収納されています。

P1100217

蔵は壱番蔵から四番蔵までの4つあり、そのうちの1番蔵には母屋から直接出入り
できる構造のようです。

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蔵と現在の居住部分の間の狭い通路を抜けて、進むと…

P1100202

弐番蔵。ここの内部は公開されてませんが…

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隣の参番蔵と四番蔵の内部は公開されています。有名な江差追分の楽譜が貼って
ありました。写真はフラッシュを焚いているので明るいですが、実際は照明が点
灯していないので、ほとんど真っ暗です。

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続いて四番蔵。

P1100211
中にはニシン漁全盛のころの生活用具が数多く展示されていました。

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かつては四番蔵の目の前が海で、ここに荷物運搬用の小形船が横付けしていた
そうですが…

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現在は埋め立てられて国道が通っています。

P1100272
外から見ると蔵から母屋までの長さが実感できます。

【横山家】
〒043-0041 北海道檜山郡江差町字姥神町45
■T E L    (0139)52-0018
■入 館 料    大人300円 小中高生150円
       (30名以上の団体は1割引)
■開館時間    9:00~17:00
■休 館 日    不定休 4月下旬~10月下旬は無休。
       11月~4月は予約が必要。


あれ、11月は予約が必要だったの?
どおりで、母屋の雨戸が閉まっていたり、蔵の明かりがついていなかったわけだ。
でも、ちょうど前を通りかかった時に、横山家の方が掃除のために外に出ていら
して、「見学できるんですか?」と聞いたら、「どうぞ」と快く入れてくれまし
た。

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横山家を後にして、いにしえ街道へと戻ります。

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あちらこちらに木壁の家と蔵が連なっています。

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そして坂道も。これは馬坂。

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銀行も景観を重視して和風なデザイン。

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これはにわか建築ではなく、横山家のように元からの古い建物ですね。

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町会所でした。トイレが一般者に開放されていました。

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こちらは遊工房・紺屋。珈琲処のようです。

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歴史的町並みが続くいにしえ街道ですが、実は木壁の中にはこのようなハリボテも。
景観を維持していくことは大変なことなのです。

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ここは何屋さんだったっけかな…(^_^;) あ、酒屋さんだった。

P1100233

自販機も茶色く塗られて景観維持に一役買っています。

P1100235

電報代理店の看板が昭和の香りを漂わせています。

P1100237.jpg
バイク屋も「二輪車や」と味のある看板。

江差散策はまだまだ続く。


参考文献:江差町のHP
http://www.hokkaido-esashi.jp/


江差線と寝台特急あけぼの乗り納めの旅 (その6)へ続く。

                          平成25年12月6日 (記)

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コメント
コメント
当たり前かもしれませんが
人がいない(ばき)。
一人写っている写真はありましたが・・・
寒いですもんね。
2013/12/15(日) 23:56:06 | URL | イチロー #- [ 編集 ]
Re: 当たり前かもしれませんが
> 人がいない(ばき)。

平日の昼間だし、観光客は全くいませんでした。
ちなみに、写真に写っているのは地元の人。
車で来て銀行に入って行きました。(ばき)
2013/12/16(月) 01:52:52 | URL | yohnen #- [ 編集 ]
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