「いや、それ、ちょっと・・・3」
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さようなら、船の科学館①
■平成23年(2011) 9月29日(木) 晴れ 

今や各種商業施設やオフィスビル、テレビ局などが立ち並ぶ東京臨海副都心。
それらが出来るはるか昔、まだ更地どころかぬかるみだらけでまともな土地すら無かった
時代に登場以来、今日まで臨海地域のシンボルとして親しまれてきた船の科学館が、
今日9月30日を以って公開を休止するとのこと。
子供の頃、一度だけしか行ったことが無く、貴重な資料・展示物の数々をもう一度見ておき
たいと思い訪れました。


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船の科学館へは、ゆりかもめの船の科学館前駅が最寄り。でも、天気がいいので、
りんかい線の東京テレポート駅から歩いて行きます。前方に見える高い塔が船の科学館
の展望台です。

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思えば平成7年(1995)に、このゆりかもめが開通するまでは、船の科学館へは地下鉄
東西線の門前仲町駅、もしくはJR品川駅などからバスしか公共交通機関がありません
でした。

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もはや説明するまでもありませんが、船の科学館は建物全体が船の形をしています。
「船の科学館なんだから当たり前じゃん」と思いがちですが、この形になったいきさつを
今回訪れて初めて知りました。詳しくは後述。
ちなみに、ぱっと見、こちらが船首のようですが、実は船尾です。船の科学館は東京港の
海に向かって建っているのです。

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船の科学館入口前に隣接した“MARINE SHOP” いわゆるお土産屋さんです。

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科学館の入口脇に建つ「建設の目的」の碑。

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本館展示場の入口。平日というのに、結構な賑わい。ひっきりなしに見学者がやってきます。

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入館料は通常700円ですが、7/20~9/30まで、破格の200円でした。しかも、南極観測船
宗谷と青函連絡船羊蹄丸の見学も含めて! 
通常の入館料も、なんと良心的な価格だったんだろう。きょうび、この手の博物館って
1000円くらい徴収するところがザラ。しかも、屋外展示物なんかがあると、それは別料金
だったりすることが多く、追加で500円くらいなんてこともよくある話。

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館内へ入ると、まずはこの帆船がお出迎え。最初の展示で船の歴史を学べます。

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これは紀元前2世紀ころの木船(復元模型)だそうです。

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1998年に発見されたものだから、子供の頃来た時は当然ありませんでした。

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これは紀元前5世紀ごろの帆船。

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船って、そんな大昔からあったんだぁ~、と妙に関心。

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途中は一気に端折って19世紀。蒸気による動力機関が搭載されても、まだスクリューの
技術は無く、このような外輪船が主流の時代。

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されに時代は飛んで、これは日本の原子力船「むつ」。試験航行中に放射線漏れが発覚
して、長らくお蔵入り。平成の時代にちょこっと試験を再開したのち、引退しました。

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続いては造船所のしくみ。パネルと模型による説明です。

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船の建造に使われる鉄板の説明。 普通、これだけで終わってしまうのですが・・・

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このように実物が展示してあるのでわかりやすいです。

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これは実物大の船底のブロック。

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船が水に浮かぶ原理の説明。

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図が描かれていて、わかりやすく説明はしてありますが、それでも理系じゃないとなかなか
直感的に理解しづらいもの。

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ここでこんな模型が。左の鉄の塊と、右の器は同じ重さです。天秤が釣り合っているので
当たり前ですね。

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ところが、水に入れると鉄の塊は沈みます。鉄の比重(水と比べたときの重さ)は水より
重いので、当然沈みます。しかし、同じ重さの右の器は、押しのけた水の量(=重さ)と同じ
分の浮力(水に浮く方向の力)を受けるので、相対的に比重が軽くなり、水に浮かびます。
これが、鉄の塊で出来た船が水に浮かぶ理由。良い子のみんな、わかったかな?(^o^)

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これは船の形による水の抵抗を学べる展示。

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細い船体と幅の広い船体でどれだけ水の抵抗が違うかが棒グラフで表示されています。
もちろん、幅の広い船体のほうが抵抗が大きいです。
 ・一番上のグラフは速度
 ・真ん中のグラフは細い船体の抵抗
 ・一番下のグラフは幅広船体の抵抗

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船の模型の前に取り付けたカメラで、抵抗の違いによって生じる波の出来方の差も見る
ことが出来ます。

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これは国産初の船舶用ディーゼルエンジンの実験機。船の科学館
の展示物の目玉でもあり、最も大きい展示物でもあります。
このエンジン、船の科学館が完成するよりも先にここに設置された
そうです。あまりにも大きすぎるので、建物が出来てからでは搬入
出来ないからです。ということは、建物を壊さない限り、ここから出す
ことも出来ないわけですね。

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これは船舶用ガスタービンエンジン。

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航空機ではよく用いられるガスタービンエンジンですが、船舶用としてはメリットが少なく、
あまり使われることは無いそうです。

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年々巨大化する石油タンカーの歴史。

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ここからは未来の船舶技術が紹介されています。

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時速100km/h近い速度で航行できる、夢の船舶です。

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こちらは超電導技術を用いた船舶。超電導技術といえば、リニアモーターカーが有名です。
どちらが先に実用化されるかな。

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理系の人にはお馴染み、フラミンゴの法則。1本足で立つ、ピンク色の美しい鳥です。
って、そーでなくって・・・フレミングの左手の法則。どの方向が、どの力か、覚えるのに
長い指から順に、電・磁・力、って暗唱したなぁ。

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地階の展示コーナーは海中施設などの紹介。

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潜水用具などもあります。

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潜水用具ひとつ取っても、いろんな歴史があるのねん。

いろ~んな展示がとっても楽しい、船の科学館。まだまだ続きます。


                                     平成23年9月30日 (記)

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